フロントブレーキ強化【2007/09/01】
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・DAYTONA NISSIN タンク別体式ブレーキマスター/¥9,800-(高槻2りんかん)
・メーカー不明 ステンメッシュブレーキホース/¥2,700-(噂のヤフオク)
そもそもマスターなんて換える気なかったのですよ。
メッシュホースだけ換えようと思って作業してたのですが、バンジョーボルトをねじ切っちゃって バイク屋のおっちゃんに見せても、どうしようも無いと言われたので本当に仕方なくマスターを買いに走ったのです。
急な出費が痛かった・・・(´・ω・`)
しかしまあそれなりにお金をかけると効果も目に見えるものですね。
同時に換えてしまったので、個々の性能はイマイチ判らないんですが、純正のぐにゃって感じは解消されました。 まぁ俺にそんな繊細なブレーキコントロールが出来るかって言ったら答えはNOなんですけどね(゜∀。)ワヒャヒャ
【取り付け】
ブレーキ関係の整備不良は直で命に関わります。止まれないことほど怖いことはありません。 なるべくプロに任せましょう。生半可な気持ちでやると死にます。
それでも自分でやる場合はサービスマニュアルを熟読して、出来れば熟練者と一緒に作業しましょう。
また、資格の無い人がブレーキ関係の作業をできるのは自分のマシンだけです。
ここに書いてある通りに作業して、トラブルが起こったとしても管理人はなんら責任は取れません。
とりあえずホースを交換するので、ノーマルのホースを外します。
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ブレーキフルードは塗装に大ダメージを与えるので、漏れたときのために ウエスでマスターの周りを覆っておきましょう。
もしもフルードが塗装面についた場合は水で洗い流しましょう。
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マスターシリンダーの蓋を開けたらフルードを抜きます。
写真のように8mmのメガネとチューブをブリードバルブにセットして、チューブの他端をペットボトルなんかに突っ込みます。
5φのチューブでぴったりはまりました。バイク用品店に売ってる耐油性のですよ。
ブレーキレバーをぎゅっと握ってバルブを緩めるとチューブからフルードが出てくるので、
出てこなくなるまでレバーをにぎにぎしてフルードを抜きましょう。
フルードを交換するだけの時は、マスター内のフルードが無くなってしまうとそこからエアーが入ってしまうので、 フルードを継ぎ足しながら古いフルードを抜いていきましょう。今回は抜くだけなので継ぎ足しません。
ちなみにフルードはエンジンオイルと同様にして捨てましょう。もちろん水道に流すのは厳禁。あたりまえですね。
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フルードが抜けたら固定用のボルトとバンジョーボルトを取ってホースを抜き取ります。
バンジョーボルトを抜くときはフルードが漏れてくると思うので、ウエスで押さえながら慎重に抜きましょう。
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抜けました。
ほいで、バンジョーボルトのワッシャーを新品に換えてメッシュホースを取り付けるのですが、マスター側のバンジョーボルトがなかなか 閉まらなかったのですよ。全然手で回らないの。で、やめときゃいいのにラチェットでガシガシ締めちゃっていったのさ。
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そりゃ当然のようにねじ切れますわな。
色々試行錯誤しても駄目だったので、いつものバイク屋さんに持っていったんですがやっぱり駄目らしく、 これはマスター交換しか無いねって言われてしまいました。
当時、お店に置いてたNSRのマスター付ける?と言われたんですが、ちょっと申し訳なかったので 自分で高槻の2りんかんに行って一番安い別体マスターを購入しました。
ホーネットの適合するサイズを一応聞いたら11mmだっていうんだけど、 11mmのはショートタイプしか 無いので1/2インチ(12.7mmだっけ?)にしました。 13,000\ぐらいだったのがセールか知らないけど 9,800\で買えました。ラッキー。 ついでにねじ切ってしまったバンジョーも一個買って急いで帰宅。
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レバーの色がシルバーと黒で迷いましたが、そこはあえて黒。クラッチはもちろん純正のシルバー。 変態ホーネットに一歩近づきました。
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説明書見つつサクサクっと組み付け。憧れの別体マスター・・。 まさかこんな形で実現しようとは。。 メッシュホースも取り付けました。えらい遠回りだったな・・
【エア抜き】
フルードを抜いたときと同様にメガネとチューブをセットします。
そしてフルードは必ず指定された種類のものを入れるようにしてください。また、違う銘柄のものを 混ぜてはいけません。化学反応起こるらしいよ。多めに用意しときましょう(`・ω・´)
車体はできるだけ地面に対してまっすぐになるようにしましょう。フルードの量が変わってしまいそうですからね。
で、とりあえず溢れない程度にマスターにフルードを注入します。
ブリードバルブは閉めたまま、マスターから気泡が出なくなるまでレバーを握ります。
レバーを数回操作して、握ったままブリードバルブを緩めてすぐ閉めます。
気泡の入ったフルードが出てくると思います。ペットボトルかなんかで受けましょう。
ブレーキレバーを離し、数秒放置。
感じとしてはエアーを抜くってより、エアの入った部分のフルードを抜くって感じです。
上の操作を、フルードに気泡が混ざらなくなるまで繰り返します。
だんだんとブレーキの手応えも出るようになってくると思います。いつまでたってもスカスカだったら 上手くできて無いってことですな。
また、マスター内のフルードもエア抜きと同時に減っていきますので、マスターが空になる前にフルードを注入しながら エア抜き作業をしましょう。マスターを空にしちゃうとそこからエアが入って、いつまでたっても終わりません。
エアが抜け切ったと思ったらバルブを締めて、マスターの蓋も閉めます。
まずここで、しっかりとブレーキが効くか試してください。
絶対にいきなりエンジン掛けて試走はしないでくだされ。当たり前ですけどね。
試走の時も、万一のことを考えていきなりスピード出すのはやめましょう。
なるべく誰も居ない道でゆっくり走ってブレーキかけてみて、ちゃんと効くことを確認して下さい。
確認が終わったら取り付け完了です。100kmほど走った後、特に問題が無ければ各部を増し締めしましょう。
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で、完成図。ここまでえらく時間がかかりました・・(´・ω・`)
でも見た目は最高にかっこいいですね。もうラジポンなんか付けた日には昇天しますね。
メッシュホースの青×赤もアクセントになってなかなか良いです。ちょっと派手ですが

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