サイレンサー交換〜サンセイレーシング〜【2006/07/16】
-
SANSEI RACING: TS-RS スリップオンマフラー/\33,580(GT商会)
スタンダードのエキゾーストパイプを使用するボルトオンサイレンサー。
オールアルミサイレンサー。ステンレステールパイプ。
ストレート構造(インナーバッフル取り外し可。)
【材質】
・サイレンサー:アルミ
・テールパイプ:ステンレス
- さてさて、マフラー交換です。とりあえず、当時の僕はカスタム=マフラー交換とか考えてたDQN高校生でしたので、 SANSEIかWR'Sか悩んだ挙句、黒っぽい見た目に惹かれてSANSEIにしました。
-
性能とかは考えもせずに、ただ単に安いからっていう理由で決めたんですけどね。
4発の250ccに入れても劇的には性能変化は無いぜっていうようなことをどっかで聞いた気がしないでも 無かったので、ほんとになんにも考えてませんでした。 - とりあえずDQN丸出しだった僕はブオォォォォって重低音を多少なりとも出したかったんです。
-
それに、ノーマルって静かすぎると思うのですよ。
あんまり大きな音だとウザいですけど、街中を無音で走ってたら四輪のドライバーにとっても存在感無くて危ない気がします。
バイクなんかすぐ死角に入っちまうもんですし、多少は音で「む、バイクか」とか思うくらいの音量は必要じゃないでしょうか。 -
まま、俺個人の勝手な意見です。爆音が迷惑なのも事実ですね。
とにかくあの頃はマフラー換えたかったんですな。 - 【とりあえずインプレ】
-
最初にエンジン掛けたときは感動しました。
なんてーか・・言葉では表せない感動が!実際に換えてみたら判るさ! -
爆音で有名なSANSEIですが、バッフル装着だとそこまでうるさくはありません。
良くある表現ですが、ノーマル+αぐらいでしょう。
走りの方も低速の犠牲もほとんど無く、上はギューンと気持ちよく回ります。
回転を抑えて走れば走行中の音もそこまでは大きくなりません。
上まで回していくと、あるところから音が変わりますけどねw
ブオオオからバアアアアって感じになりますww最高だwww - 音質はやっぱりアルミって感じの音で値段相応な感じです。嫌いじゃないですがね。
-
問題はバッフル外した時。
(バッフル未装着では公道は走れません。一応)
- まず音がでかい。新品でもカオスな音量です。GP管とかよりは大丈夫だと思いますが。
- アイドリングでも明らかに低音が響きます。高回転まで回したらどっかのサーキットの音になります。
- まあでも新品のうちは許容範囲だとは思います。たまにひろーい国道とか、海沿いの道とかお山とか 流すときにあの音だったら気持ち良いとは思います。ずっとあれだと正直疲れますけどねw
- でもって、音より何より問題なのが低速トルクの消失。
-
ただでさえちょっと細めの250cc4気筒なのに、さらに下がスッカスカになります。
発進時もストレス溜まる。慣れだとは思いますが、タンデムなんかしたらとんでもなく疲れます。 - ファイナルをうまいこと合わせれば快適にはなりそうですが、 そこまでして性能アップが望めるマシンとも思わないので結果的にバッフル常用が賢いと思います。
-
タンデムなんてしねーぜ!!爆音上等!って人は外してもいいかもね。
夜中とか早朝とか、ご近所さんには十分に気をつかいましょう。 - 【で、取り付け編】
- とりあえずノーマルマフラー君を取ります。彼は今クローゼットの中で眠っております。
- まず、シートとサイドカバーをとっぱらいます。
- グラブバーも六角で外します。ボルトカバーはマイナスドライバーでこじったら取れます。
-
シートカウルを下から見た写真。
本来は写真の赤丸の部分にクリップが付いてるはずなので、それを取り外してからシートカウルを取ります。 何故か俺のホーネット号には最初から付いていなかったので華麗にスルーです。 さあ、ここまで来ると結構弄ってる気分にはなれますね。 - マフラー取り付けボルトを取りましょう。
- あとはこの接続部のボルトを緩めて、サイレンサーを抜き取るだけなんですが、はっきりいってここが厄介です。
-
古い車体だと固着してて、めちゃくちゃ苦労します。556吹いたり、ハンマーで叩いたりして、力技で
抜き取るしかありません。その上、サイレンサーまで繋がってるもんだから、重いわフレームに当たるわで、
本当に苦労しました。多分奇声を漏らすことになるので作業は昼間にしましょう。
新しい車体の人は問題ない、と思います。確証は無いです。 -
ここまで来てようやくノーマルマフラーが外れました。夏場だと結構いい汗かくね!
好きじゃなきゃこんなことできませんぜ(`・ω・´)b -
さて、いざ取り付けです。
SANSEIのサイレンサーはまず中間パイプのみを取り付けるんです、が・・・ - はやくも厄介ポイントその2。この中間パイプ、絶対入る気しない。
-
抜くときも厄介だったんですけどね、この部分ってば、力をかけにくいんですよ。
フレームとかが邪魔してて、無理やりガシガシ行くしか無いんです。
パイプはあらかじめ布などで巻いとかないと傷だらけになります。俺はもちろん巻かなかったけどな!
巻きますか?巻きませんか?と聞かれたら、もちろん巻きません!ですよ( ゚д゚) -
そんなこたあどうでもいいんですが、とにかくここは汗だくになって必死にやってください。
すんなり入ったらラッキーぐらいに思っといたほうがいいかも・・・。 - なんかもうね、1時間もここと格闘してたら設計ミスとか年式間違えたとか疑いたくもなりますよ。
- でもそんなこと絶対信じようとしない俺の深層心理が、俺をただひたすら中間パイプと格闘するマシーンへと 変貌させていたのでした。
- とりあえず先っぽを無理やり入れちゃえば、後はなんとかなるんじゃね?とか思って力任せにぐりぐりするけど 角度的に絶対無理な感じ。いくらやっても入らない。
- おまけに小雨まで振り出す始末・・・もう\(^o^)/オワタ
-
雨に濡れるのも難儀なので、本降りになる前に車を停めてる屋根の下に移動。
もう開き直って、一回エキパイごと外して、ちゃんとサイズが合ってるのか確認することに。 - サクサク〜っとボルトを外して、いざ合体!!
- ・・・(´・ω・`)
- (´・ω:;.:...
- (´;ω;`)<先生入りません
- なんかもう、マジに5分ぐらいフリーズしてました。
- そしたら見かねた母上殿がやってきて「もう・・諦めようよ・・(´・ω・`)」みたいな弱気なことをぬかすので、 俺は鬼になって母の呪縛を振り切り、作業を再開しました。
- とりあえずエキパイの結合部をまじまじと見てみたら、なんか黒いカスみたいなのがこびりついてたんですよ。
-
もうひとえの望みにかけて、カッターでそのカスを除去。
多少、黒塗装まで削っちゃった感じもしてましたが、そんなこたあお構いなしに再ドッキング! - ・・・・(´・ω・`)
- (`・ω・´)!!!!!!!?
- 入った・・・だと!?
- 「あの時は新しい人生が始まったかと思いましたね。体からスーッと毒が抜けていく感じですよ。」(枚方市にお住まいのAさん)
- ほんとにそんな感じ。もう感極まって、目から熱い汁が出る感じがした。感じがしただけ
- まるで水を得た魚のように、目の輝きを取り戻した俺はすぐさまエキパイの装着を開始。
- そしてついに再々ドッキング!
- ・・・(´・ω・`)??
- あのね。予想通りだけどね。入らないんですよ。これが。
- またもや混乱に陥った私でしたが、発狂する2秒前に排気漏れ防止のために塗っておいた液体ガスケットを まるで親の仇を取るかのごとくふき取り、再々再ドッキングに挑戦!
- ・・・(´・ω・`)!!
- 「あの時は新しい人生が始まったかと思いましたね。体からスーッと毒が抜けていく感じですよ。」(枚方市にお住まいのAさん)
- やっと、中間パイプの連結に成功しました。もうこれだけで全てが終わったような気がした。
- ここまでで既に3時間経過。心身ともに疲れて倒れそうでしたが、完成が見えてきたので アドレナリン放出しまくりでラストスパート開始!
- まあ後はサイレンサー装着するだけですしね(´;ω;`)ブワッ
- サイレンサーとシートカウル装着。本当に立派になって・・・゚・(つД`)・゚・
- グラブバーも装着!
- 30秒後に感動の嵐が巻き起こります。
- シートつけて・・・
- 完成ー\(^o^)/スベテオワタ
-
早速エンジンを始動するとそれまでの苦労が全て報われた気になりましたww
この感動はきっといつまでも忘れないさ・・( ´_ゝ`)
φ戻る // φこのページのトップへGO