スプロケット交換
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・Fスプロケット SUNSTAR//2,625円(ドラスタ)
・Rスプロケット SUNSTAR//8,190円(ドラスタ)
スプロケットは歯先が細く尖ってきたりしたら交換時期です。どのくらいの寿命なんでしょうかね。
やはり駆動系はメンテナンス如何で寿命は変わってくると思います。
この辺のメンテは割とやる気にならないとできないと思うので、自信が無い人とかとりあえず安くだけ済めば良い とかいう人はあまり手を出さないほうが良いかもしれません。工賃払ってやってもらうのも手です。てかオススメ。
【作業】
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まずはチェーン掃除の時同様左側のステップ取っ払っちゃって、フロントスプロケットのカバーを外します。 8mmのボルト3本で止まってます。工具が凄く入れづらい。、
あとここは大概写真のようにヘドロ状のオイルでドロドロだろ思いますので、気合を入れて綺麗に掃除しましょう。
今回フロントスプロケも交換する予定だったのですが、どうあがいてもボルトが緩まないので インパクト買うか、バイク屋に持ってって緩めて貰うまで保留です。
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というわけでリアスプロケ交換。後輪を上げる前にアクスルシャフトのボルトを緩めときます。緩めるだけでおっけい。 あと、ブレーキキャリパーを固定してるネジも固いのでキャリパーも先に外しといた方がいいです。
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キャリパーはタイラップで固定。
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ジャッキアップするかスタンドかけて後輪を浮かして、アクスルシャフトを抜きとりチェーンを外して ホイールを抜き取ります。
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いつもは手が入らないスイングアームの内側なんか綺麗に掃除しときましょう。
チェーンはスイングアームにでもかけとけばいいんですが、このときはどうせ一緒に交換するので放置。
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キャリパーぶらーんは良くないので、タンデムステップのとこにタイラップで固定しときました。
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スプロケ外した後。6本のボルトで止まっていました。
かなり固かったので、556等の潤滑剤を吹きかけてしばらく待ってから作業したほうがいいかも。 ちなみに固いネジを緩めるときは大トルクを一気にかけるのが基本ダス。ぐ〜〜っ!とずっと力をかけてると ナメるか、頭をねじ切るかしてしまいます。
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ホイール。
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で、新しいスプロケ装着。美しすぎる。ボルトの座面にグリスアップだそうです。
せっかくリアタイヤを外したので、綺麗に洗っときましょう。
ベアリング部などに水を入れてしまわないように注意。
アクスルシャフトやキャリパーサポートなど、普段外さない部品はこの機会にきれいに洗ってしまいましょう。
アクスルシャフトは組み込むときにグリスアップです。万能グリスでいいと思います。
グリスの種類はコチラ(近日更新予定)
とりあえずホイール組み付けたら、ちょっと遠くから見てホイールが中心にあるか、 チェーンのラインがまっすぐか等確認して、微調節したらシャフトを本締めして作業終了です。
アクスルシャフトが走行中に緩んだりしたらとんでもないことになりかねないので、きっちり規定トルクで 締め付けましょう。もしくはこまめにチェック。
チェーン交換
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・RK 520RX-110 シルバーシールチェーン(カシメタイプ)//6200円+送料1000円(ヤフオク)
・どこのか判らないチェーン交換ツール(南海のが手に入らなかった)//7,245円
買ったときからついてるチェーンはロクにメンテナンスをされてなかったようで、走行距離15000kmにして既に終わりかけてました。 走れないことはないのですが、あまり無理をして走行中にトラブルがあったりしても嫌なので交換しました。財布が軽くなりました。
見た目とか全然なんでも良かったので、メッキ加工してないRKの売れ残りのようなものを某ヤフオクで購入。 定価10,395円のものなので、送料手数料込みでもかなりお得でした。噂のRXリングだしな!
ちなみに、ノンシールチェーンは安いですが、耐久性が無いらしいです。レースなどに使用して、 こまめに交換するような場合はノンシールチェーンを使うんでしょうね。
あとクリップタイプなるものもありますが、ホーネットでは使用禁止とサービスマニュアルにも書いてあった気がします。 安さに釣られてはいけません。
ところで、チェーン交換はスプロケ交換よりさらに難易度が高いと思います。
専用工具も必要だし、工具があっても上手く出来るとは限りません。
それに、もしも取り付け不良なんかで走行中に外れたりしたら事故になるかもしれません。
どうしてもやりたいって人でマニュアルを読んで真剣にできる人、自分の整備に責任が持てる人以外は 素直にプロに任せたほうがいいのではないでしょうか。
実際、一回二回の交換ならば工具を買うことを考えたら工賃の方が安いと思います。
とりあえず、やるならやるで真剣にやりましょう。
もちろん装着後も、ことあるごとに異常が無いか確認するぐらいの気持ちが必要だと思いますよ。
【作業】
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まず古いチェーンを切ります。南海の3wayツールとかだとチェーン切断も工具でしましょうみたいに書いてますが、 それをするとでかいトルクがかかるために工具の寿命がグンと短くなるっぽいです。
ので、俺はチェーンカットはグラインダーでピンの頭を飛ばし、手で抜きました。
プレート圧入とカシメにだけ工具を使えば、何回かは多く使えるはず。折角買ったしね。
ちなみに写真ではホイール外してますが、装着してたほうが作業がしやすかったので、 スプロケ交換した場合でも先にホイール組んでしまいましょう。もちろん後輪は上げとく。
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写真を撮る余裕がなかったのですが、古いチェーンを切ったらそのまま抜かずに、 新しいチェーンと古いチェーンを繋ぎます。
そのままクルクルーっとホイールを回して、新しいチェーンがフロントスプロケに巻き込まれたら、 ここで古いチェーンのお勤めは終了です。お疲れ様でした。
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とりあえず、ジョイント部を繋げただけの状態。チェーンクリーナーで余分なグリスを落としとくのを忘れてました。
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うーむ・・足回りが美しいと・・(・∀・)イイ!!
さてここでいよいよ工具の登場です。説明書きを熟読しときましょう。
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まずはプレートの圧入です。普通の六角では力が入れられないので、ホームセンターに行って ヘキサゴンのソケットを買ってきましょう。
Oリングを挟んでプレート入れます。まっすぐ入ってるかチェックしながらボルトを締めていきましょう。
この圧入加減が難しいのですが、工具メーカーが良く考えてて、チェーンプレートを押す圧入プレートが となりのチェーンプレートと触れるところまで締めこめばいいそうです。詳しくは工具の説明書を読んでください。
しっかり圧入したら仕上げのカシメです。
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こちらも工具がまっすぐセットできているか確認しながらやりましょう。
説明書きには曖昧な感じで締め加減を書いてますが、サービスマニュアルを見るとチェーンごとのカシメ後の 直径が書いてありますのでノギスやらで測りながらやればOKです。
南海のツールでは、カシメ具合を測るプレートが入ってるそうなのですが、俺が買ったのは入ってありませんでした(´・ω・`)
カシメが完了したら、チェーンの張りを調節してアクセルシャフトを規定トルクで締めて完了です。 ホイールのセンターも確認しましょう。
チェーン掃除をしたらグリスアップして試走!いきなりスピードは出せませんぜ怖くて。
交換したてのころは、信号待ちのたびにカシメ部が緩んでないか確認してました。 このくらいの慎重さは必要だよね。
あと、新品のチェーンは初期伸びなるものがあるそうなので、100kmほど走行したら再度チェーンの張りを調節しましょう。

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