冷却水漏れ修理 (冷却関係ゴム部品・サーモスタットOリング交換)
-
・冷却水ホース一式
・サーモスタットOリング
・ウォーターポンプOリング
・ドレンボルト、ワッシャー//合計4,000円弱(純正。単価不明) - 京都ツーリングに行った時、30分ほど早朝の空いた道を走った後、いきなり調子が悪くなりました。
- マフラーから煙吐くし、エンストしそうなほどにアイドリングが不安定だし、トルクも若干無くなって、 おっかしいなーと思い水温計を見るといくらなんでもおかしいってぐらいにメーター振り切ってました。
-
オーバーヒートじゃー!!
結局その日は20分ごとにコンビニで休憩してもらってgdgdツーリングになったのでした。 まるで空冷旧車のようだった。 - それでも休憩すれば調子は回復したので、やはりオーバーヒートっぽいと予測はつきました。
- 帰って確認してみると、リザーブタンクから見事に冷却水が消失。
- が、しばらくは予備校通いが猛烈に忙しくて、何も手出しできなかったので冷却水を継ぎ足しながら乗ってました。 さすがに長距離は走れませんでしたが。
- 2ヶ月ほどたってようやく時間が出来たので、原因解明に着手。
- mixiのホーネットコミュなんか検索してみるとどうやらサーモスタットからの冷却水漏れは ホーネットの持病らしく、初期型の人は特に発症しやすいみたいです。
- あと、冷却水漏れの症状として、嫌なにおいがします。冷却水の主成分であるエチレングリコールが エンジンなどの高温部分に当たって蒸発するためだそうです。異臭がしたら漏れてるかも?
-
Oリング交換で大抵は治るらしいのですが、バイク屋持ってッたら工賃込みで2万円かかったとか書いてあって((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
しかし、ラクタイナさんにアドバイス貰ったりなんだりして、なんとか自分でやってみようといつもの無謀な挑戦が始まりました。 - とりあえずいつもお世話になってるバイクショップクロダへ出向いて話を伺うと、一応冷却関係のホース交換したほうがいんじゃね? って話になって、一式を注文。いちばん怪しいのはサーモスタットのOリングなんですけどね。
- 部品代は約4000円。助かった・・・(´;ω;`)ブワッ
- さっそくやるぜ!(当時はほんとに忙しくてだいぶ間隔あいてましたが)
- 【作業】
- なにはともあれ、タンクを外します。
- タンクの下、車体右側にあるラジエターキャップを外します。写真は事後
- そしたら今度はウォータポンプのとこのドレンボルトを外します。ラジエターキャップ外してないと、 ドレンボルト外しても冷却水が出てきませんぜ。
-
ボルトを抜いた瞬間、すごく勢い良くドバッと出てきます。
一発目で受け皿にアジャストできたらすごいってぐらい予測不能の挙動です。
いくら名前に”水”とついているからって下水に流したりしたら絶対に駄目ですよ。 - 抜ききっちゃったら先にボルトを締めときましょう。
- あ、冷却水交換の場合は締める前に中を水洗いしたほうがいいかも。
- タンクが見事にからっぽだっぺ。
- サーモスタットのカバーを外すときに、サーモ本体をぐっと引き出さないと工具が使えないんですが、 そのときにまとめてあったプラグコードが異常に邪魔だったので、バンドを外しときました。
-
ぐいっとひっぱってきて、ボルトを緩める!
ここがすごく厄介です。引っ張りながらだし、上手く工具が入らないしで脳の血管が切れそうになりますが、 根気良く行きましょう。 - カバーが外れました。ここのボルト緩めるだけで1時間以上かけました。もう帰りたかった
- とりあえず、Oリングを交換して組み付けです。
- なんか新旧のOリングの形状が全然違いましたよ。これはホンダお得意のパターンですね。
- サーモスタット!汚い!洗っときました。
- これまた組み付けるのは異常にめんどくさいですけど、またもや根気良く頑張ってください。
- 2回目は結構ラクにいけたから、なにごとも経験だぜ!
- ちなみにホース交換は省略してるけどいいよね。冷却水抜いた後に交換するだけです。
- 交換が終わったら、ラジエターキャップ外したとこから冷却水を入れていきます。 ホームセンターに売ってる安い車用で十分!と教えていただきました。
- ちなみに冷却水は説明書きをしっかり読んで適正濃度に希釈して使用しましょう。 そのまま使えるのも売ってますけどね。
- ちなみに冷却水もエア抜きが必要なのです。と、いっても入るまで冷却水を入れたらラジエターキャップを 締めずにエンジン始動して、軽くアクセル煽ったりしたら冷却水が循環して、どんどん入っていくので随時足していくという ただそれだけです。
- 十分入れたと思ったらリザーブタンクも確認して、適正値にあうようにタンク側で調節しましょう。 もし冷却水が足りてなかった場合は、しばらく走ってると冷却水が循環して、タンクに入ってる分が減っていくと思うので、 そこで再びタンクに補充すればおっけえです。
- 俺は折角の機会なのでとことんやろうと、ホルツの洗浄剤というのを使用した後、漏れ止め剤なるものも入れました。
- そして後日。
- まだ漏れてます\(^o^)/オワタ
- サーモスタットが冷却水で濡れてたんですが、どこから漏れてるか判らん。
- にっちもさっちも行かなくなってしまったのですが、色々調べてみたら増し締めで治ったという例もあったので、 とりあえずボルトの緩みを疑ってみることに。
- 写真のどっちのボルトか忘れてしまったんですが、ためしに緩めてみると冷却水がドバッと出てきました。
- これだッ!と思ってすかさず増し締め。もちろんボルトをねじ切らない程度に。
- 見た感じ、漏れが止まったのでタンク載せて試走してみました。
- 雨が降ってましたが、以前ならそんなことお構い無しに水温計はグングン上へ上っていってました。 それが15分走っても、30分走っても半分以上あがらなくて、今度こそは成功だ!っと心の中でガッツポーズをとりました。
- 途中エンジン辺りから湯気があがってきて、一瞬絶望しましたが雨がエキパイに当たって蒸発してただけでしたw
- すごく時間も手間もかかりましたが、勉強になりました。調べてるうちに仕組みもわかってきますしね。
- あんまりトラブルはあって欲しくないですが、解決するたびに自分がレベルアップしてる気がして ちょっと嬉しくなります。今回もそんな感じでしたw
- でももう同じことはやりたくねえ。
φ戻る // φこのページのトップへGO