悪夢の修学旅行 in 沖縄 1日目
- 〜はじめに〜
- 修学旅行・・・それは高校生にとっての一大イベント。
- ある者は友との宴を楽しみ、またある者は愛を育む・・・(育みません。)
- 修学旅行と言う名の響きを聞くと、それだけでなんだかワケも判らなく心躍らないだろうか?
- ・・・
- ・・・・・・・(´゚'ω゚`)
- 踊りません\(^o^)/
- 実はワタクシ、海が苦手なんです。泳ぐのも好きじゃないし、肌もそんなに強いわけじゃないし日には焼けたくない。 幼年期から母の故郷の長野の山中で長期休暇を過ごしてきたのもあって、山が第二の故郷というような男なんです。 そんな俺に高校が突きつけた、まさかの修学旅行 in OKINAWA!
- 北海道が良かったなぁ・・・などと愚痴を言っても始まらないので、それでもできる限り楽しんでやろうと意気込んでました。
- 出発するまでは・・・。
- それでは、ワタシの甘酸っぱくほろ苦く塩辛い青春の1ページをどうぞ。 (でも良く考えたら誰もそんなん見たくないですよね。)
- 〜出発〜
- さて、前述の通り心躍ってなかった私はなんと前日までほとんど何も用意をしていませんでした。
- 母はそういうところだけは割とキッチリしたがる変な人なので、私の怠惰な振る舞いにかなり憤っていましたがそんなこと言われてもって感じです。
- 当日の朝、適当に目覚めた私は、焦ることも無く適当に荷物を作って適当に服を着て出かけていきました。
- そんな私の振る舞いはさらに母を憤らせたようですが、もはやどうでも良かったのです。
- ちなみに私が通っていた高校は、一応学生服は売るものの基本的には私服OKなんです。私含め、みんなラクだから学生服着てるだけなのね。
- だもんで、修学旅行で制服着るなんて皆さん思わないようで、
- 『修学旅行用の服買いに行くお( ^ω^)』って人がいっぱい居ました。
- 別にいつもどおりでいいじゃないか・・・(´・ω・`)
- 私はあえて一人だけ制服、というのもチラッと考えましたが、やはりここは気合を入れてクローゼットの中に入ってる服を着よう!と決めたのでした。
- (普段は制服か家着しか着ないような生活なので。)
- そんなわけで、前準備の時点から既に周りの人たちとは温度差があった私ですが、 いつ買ったか判らないような服をクローゼットの奥底から発掘して着て行きました。
- 7時30分に伊丹空港集合という殺人スケジュールでしたが、それに間に合うように私を京阪電車の駅まで送り届けてくれた母のおかげでなんとか間に合いました。
- この日の天気は軽い雨。私の欲する朝の爽やかな空気は無く、空はどんよりと湿っていてなんだか気分まで湿りました。
- テンション1down!⇒テンションゲージ [■■■■■■■□]
- 京阪からモノレールに乗り換えるときに、故人(古くからの友人)にばったりと出会い、そのまま空港まで連れ添うことにしました。
- 50分ほどモノレールに乗るのですが、30分過ぎたぐらいで持病の腹痛が襲ってきて(こういう天気の時はかならず来ます。)、一人でなんとか耐え忍びました。
- あと10分早く来ていれば、途中下車してトイレに駆け込んだことでしょう。
- さらにここでテンション1down!⇒テンションゲージ [■■■■■■□□]
- 〜空港〜
- なんとか私の括約筋は空港に着くまでもち、空港ではまずトイレを探すことになりました。
- 担任様には、朝のあいさつをするより早くトイレの場所を聞きました。
- 結構な数のトイレを制覇している私ですが、伊丹空港の紙は安い紙でした。痔持ちの人は辛そうです。私も気をつけねば。
- そうして用を足した後でも、点呼の時間まですこしあったので早くもみやげ物に目を通したり、機内で食べるものを買ったりしてたんですが、
- なんと私は遠足に付き物の『300円までのお菓子(バナナはノーカウント)』を用意するのを忘れていたことに気づきました。
- 空港内の売店で買おうかとも思ったのですが、神戸プリン以外に興味をそそられるものが無く、お菓子は断念しました。(神戸プリンは高かったんです。ええ。)
- そんなこんなで集合時間。第一関門の荷物チェックへ向かってるときの写真です。
- このときも空は一向に晴れることなく、いつまた腹痛が来るかと私は恐怖に怯えていました。
- この荷物検査が果てしなく長かった・・。
- これがあるから団体行動は嫌いなわけです。1人が落ち着きます。はい。
- ここでテンション2down!⇒テンションゲージ [■■■■□□□□]
- とりあえずなんか楽しんでるO西。素晴らしい才能だと思います。
- Japan Air Lineの略がJALだと最近知りました。ANAの方がなんとなく好きです。
- 手荷物検査の時、ルームメイトのおぐら氏のリセッシュが駄目って言われて没収されたり、 ペットボトル2本しか持ってないのに3本写ってるってカバン開けられたり、ベルト外さずに金属探知機通ったら見事に鳴ったりで、 厳しいもんだなぁと思いましたが、なんとか無事に飛行機に乗り込めました。
- 乗ったら乗ったで手っ取り早く離陸。
- 高校生にもなってキャーキャー言ってる人の意味が判りません。俺なんか完全寝る気でいたのによ!うるさくて眠れないよ!
- おあつらえ向きにモニターにはオンボードカメラの映像見たいなのが写ってたりして、それがさらに騒ぎを増長させてました。
- お願いですから寝かせてください。っていうか騒がないで下さい。
- テンション1down!⇒テンションゲージ [■■■□□□□□]
- 上昇も収まり、しばらくすると過度な騒ぎも収まってきて機内も落ち着いてきました。
- でもいざ寝ようとしたら眠れないの!俺の睡眠を返せよ!
- 月が見えます。お父さん、僕は今、空を飛んでいますって感じです。
- Iちゃん何やってんの(´・ω・`)?
- ちなみに彼はのちに、京都大学に現役で行くことになる。
- ジェットエンジンは男のロマンです。でもプロペラ機も男のロマンです。
- 弁当食べたりトランプしてたりしたらいつの間にか那覇に到着してしまってました。
- すごいよなぁ。人類が飛べるようになってからまだ数えるほどしか時間たってないよ!?とか一人で思ってたって話。
- ここでテンション1up!⇒テンションゲージ [■■■■□□□□]
- 沖縄は今日も晴れだった・・。2時間フライトしただけで快晴です。
- ( ゚∀゚)o彡°ANA!ANA!
- ここでテンション1up!⇒テンションゲージ [■■■■■□□□]
- 〜到着〜
- 目的地の久米島までは那覇から小さい飛行機に乗り換えて行くのですが、なんでも二回に分けないと乗れないらしく、我々は一時間ほど空港内で時間をつぶさなければならないとのコトでした。
- ・・・・・・・・( ゚д゚)ポカーン
- なんでそんなトコを修学旅行の目的地に/(^o^)\
- ハッキリ言いますが、教師たちは馬鹿か鬼畜かです。二択です。
- いきなりテンションがた落ちです。でもめげずに頑張る!空港内を徘徊したりしてみます。
- でも、何も無い。もはやテンションのブレーカー落としました。
- ここでテンション0!⇒テンションゲージ [□□□□□□□□]
- 黄昏のO西。
- なんか私、ジャンケン負けてゴーヤージュースと言うのを買わされたんです。
- ジャンケン弱いんだよなぁ。10人ぐらいでやって負けるって。
- で、まぁ写真のそれですが、これね。
- 一言で言うなら
- 『不味い。』
- ジュースというから、ゴーヤー+α何かの味って期待してたんですけど、
- まるっきりゴーヤーです。
- ゴーヤーと水をミキサーにかけたみたいなそんな味。飲んでて気持ち悪くなりました。
- と、そんな俺を見かねて売店のおばちゃんがりんごジュース足したるから貸してみって言ってくれました。
- そのとき気合で半分くらい飲んでたんですが、さすがにりんご入れたらまだ飲めるだろって思ってお願いしました。
- 再び満タンになるリンゴーヤージュース。そのお味は・・・!?
- ・・・
- ・・・・・・・・!
- もはや救いようが無いジュースです。いや、汁です。ジュースではないです。ゴーヤー汁。
- さすがにゲロゲロしたくないのでみんなに回しました。みんな一口で素晴らしさを判ってくれた。
- なんかイメージ的に珍味を好みそうな我が生物部顧問でさえ、一口飲んで放った言葉が
- 『いらんわこんなん。気持ち悪い。オェー』
- よくそんな台詞が吐けるな・・・!農家のおじさんと売店のおばちゃんに謝れ・・!いや、むしろGJだ(You did Good Job.)
- 唯一これを美味いと言ったのは、老後は沖縄に住みたいっていう国語の先生だけです。どう考えてもやせ我慢。
- テンション−4!⇒テンションゲージ [□□□□★★★★]
- そしてようやく久米島に到着。空港の出口の規模が凄い。図書館みたいな感じ。
- なんだっけこれ。忘れました。
- Mr.Jがもたれかかってるだけで、あたかも此処がウエストコーストであるような雰囲気が出来上がりますね。凄いです。
- 正体不明の像。俺のビッグマグナムを見ろと言わんばかり。(言いません。)
- 拾った箒で素振りをするO西。ヤル気満々です。
- 空港からはバスで移動なのですが、まず立ち寄ったのがここです。
- と、言っても特に何があるわけでも無し。海がありますね。
- 空が青いなぁ。ここの景色は良かったです。
- テンション1up!⇒テンションゲージ [□□□□□★★★]
- 畳石とIちゃん。彼はのちに京t(略)
- 第二チェックポイントがこの畳石だったんですが、教師の鬼畜プランではなんかここで1時間潰せと言うらしい。
- いや、ほんとに何も無いのよ?何も無いのがいいんだけど、海と畳石だけ。
- 仕方ないので砂浜の果てを目指して4人ぐらいでひたすら歩きました。
- そしたら後から例のジュースを美味いといった先生が追っかけてきて、引き止められるのかと思ったら島や石の説明をしてくれました。
- しかもその先生、さらに浜の果てまで僕らより先に歩き出します。
- 良い意味で抜けた先生ですね。
- 良い感じの時間になったので、元の場所に戻ったら今度はカメラマンが全員で写真撮るよー(^o^)/とか言い出して、テンションがた落ちです。
- 先に断っておきますが、俺はこのカメラマンが非常に嫌いだったのでこの先も多々文章にて罵倒を浴びせるかもしれませんが、ご容赦下さい。
- さっさとホテルに行って横になりたいってぐらい疲労困憊だったのでカメラマンの言動は不愉快でしか無かったんです。
- うっとーしい写真撮影が終わり、やっとホテルへ向かいます。
- 那覇に着いてからかなり無駄な時間を消費してます。たまったもんじゃないです。
- テンション2down!⇒テンションゲージ [□□□★★★★★]
- 〜ホテルへ〜
- ようやくホテルに到着です。
- ルームメイトはO西とおぐら氏。ホントはもう一人居たんだけど、東京へ旅立っていきました。
- 早速、おぐら氏と外に出てコンビニへ向かいました。もちろんhot spar!
- 手作りお弁当がおいしそうで、所望してしまいそうになりました。
- 地元のコンビニって結構おみやげになりうるものが置いてあるんですよね。価格もそんなに高くないし。
- とりあえず沖縄そばのカップめんとインスタントラーメンを買って部屋に戻りました。インスタント麺はO西のね。
- テンション4up!⇒テンションゲージ [■□□□□□□□]
- 帰るとまもなく夕食の時間だったのですが、夕食があまりにも不味くてびっくりしました。
- ああ、コレが沖縄か・・・と一瞬思いましたが、沖縄料理らしいものは何もないじゃないか!ごめんなさい沖縄。
- 高校生を舐めとるホテルです。とりあえずバイキングにしてれば喜ぶとでも?まぁみんな喜んでたか。
- 早くも旅行の醍醐味のひとつである、食が期待できないものだと知った私は非常に落胆しました。
- テンション0!⇒テンションゲージ [□□□□□□□□]
- 今日はテンション落ちっぱなしです。もうこれ以上落とせません。
- さらに追い討ちをかけるようにご飯の後にセレモニー的なものが。聞いてないぜ。
- なんか正直言って、みんなのノリに付いて行けませんでした。
- 修学旅行委員の人とかは、張り切りすぎでなんか可哀想な人に見えてきたし。
- エイサーを披露してくれた地元のコたちには申し訳なかったですが、ほんとに疲れてたのと眠たかったのとイライラしてたんです。勘弁してください。
- 一緒に踊りだした人とかなんか見てて恥ずかしくなってきました。普段の俺なら温かい目で見守れるのになぁ(´・ω・`)
- テンション−4!⇒テンションゲージ [□□□□★★★★]
- なんとか理性を保ってる間に式は終了。ホテル内の売店でアイスを買って食べたりしました。
- アイス食べてイライラ回復〜(´∀`*)とか思ってたのに、なんか予想外にダメージは大きいようです。
- テンション2up!⇒テンションゲージ [□□□□□□★★]
- あまりにも眠くて、担任様に『寝て良いですか。』って聞いたら、点呼まで待ちなさいだって。
- 頼むから寝かして下さい。っていうか点呼早くしてください。って思いながら点呼を待ちました。
- もうこのときの私の脳内は『早く寝たい』の一点に集中ですよ。とにかく早く寝たい。
- 普通、修学旅行といえば夜の営み(性的でないほうの)が1番盛り上がるみたいなんですが、
- 我々3人は10時半にはすっかり寝てました。作戦通りだぜ・・。
- テンション回復!⇒テンションゲージ [■■■■■■■■]
- 恐怖の2日目へ≫
φ戻る // φこのページのトップへGO